審美歯科

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dental虫歯になった歯を治療する方法も年々多様化しており、見た目に重点を置く治療は、ここシンガポールでは欧米と同様盛んに行われています。ただ日本の保険制度ではカバーされない方法がほとんどですので、信頼のおける歯科医師に費用や治療期間、方法等をご相談ください。単に「虫歯を治す」から「美しく治す」ことが重要視される今、海外滞在中に「メタリックスマイルからの脱出」を考えてみてはいかがでしょう?

今回は、実際に「メタリックスマイル」から脱出された(!)シンガポール在住の日本人女性にお話を伺いました。(在星5年目、以前も海外在住で現在子育て真っ最中の奥様)

かなり以前に日本で歯科に行き、治療して頂いた金属の詰め物が上下奥歯にたくさんで、その他ブリッヂ、差し歯もありました。前歯一本も虫歯で差し歯になってしまい、日本の保険で出来る表面が白いプラスチックで裏に金属のあるタイプを入れました。特に前歯は年を追うごとに歯茎部分に金属が見えるようになり、歯と歯茎の境の黒いラインが気になっていました。子供が出来て幼稚園に行くようになった3才頃、笑う私の口元をお友達と見ながら「ママ、なんでママの歯は黒いの?」と言われて大ショック! 純粋な子供の素朴な「謎」だったのでしょうが、それ以来人前では大きな口は開けられなくなりました。

一年前にシンガポールで歯科検診を受けた時、治療済みの歯から虫歯が再発しているのを指摘されたのを機に、人工歯の再治療を行いました。幸い紹介されたクリニックの院長先生が、修復(人工歯)の専門医でしたので、指示に従い神経治療を受け、新しいブリッジ、差し歯を作って頂きました。神経治療も、レントゲンで確認しながら確実にクリーニングをして頂きました。日本と違い、一つの治療に時間をかけブリッジや差し歯のかみ合わせ、形や色を何度もチェックし、最終的に入れる歯が出来上がる迄に使う仮歯も、じっくりと時間をかけて用意して頂いたのには驚きました。素材も歯の位置に合わせて前歯にはポーセレン(陶材)、奥歯には芯の部分に金属を使い表面にポーセレンを使用した強度のあるものを用意して頂きました。

歯並びも、前歯の差し歯は以前よりも自然にスマイルライン(笑顔を作ったときに歯並びがきれいに見えること)が出来るように、形を考えて頂きました。

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歯の色はOL時代から気になっていて、いろいろな歯磨き粉を使ってみたりしましたが、全く改善されませんでした。先生に相談すると、最終的な差し歯を決める前に歯のホワイトニングを行う事を勧められ、自分の納得のいく白さになるまで、自宅ホワイトニングを行い、その色に合わせて差し歯を作って頂きました。出来上がりはまるで自然の歯と変わりなく、今までの自分の口元とはだいぶ変わり、鏡を見るとつい口を開けて歯を覗いてしまいます。口元だけですが、これほど自分のコンプレックスになっていたのかと気づかされる出来事でした。

治療を終えて会った友人達にも、歯科矯正をしたのかと尋ねられるほど、歯並びもきれいになりました。

最近奥歯にある金属の詰め物もポーセレンに換えて頂き、ほどんど詰め物をしているとは分からない自然な仕上がりで大変満足しています。

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今後はこの口元を守るために半年ごとに検診に通い、新しい虫歯を作らないよう気をつけたいと思います。そして歯垢をためずに歯茎を健康に保ち、いつまでもきれいな人工歯をキープしていきたいと思っています(笑)。


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