

毎日のケアでスマイル印!
毎日の口腔ケア は大切です。朝、晩の歯みがきを必ず行いましょう。その際、フロス(糸ようじ)も1日1回は歯みがきの前に行いましょう。フロスによって歯ブラシでは届かない部分のプラークや食べかすが除去できます。また、フッ素入りのマウスウォッシュを時々使用することも、口腔ケアを助けます。
ブラシを選ぶ際には、やわらかいブラシを選びましょう。硬いブラシは、歯ぐきや歯自体に負担がかかり良くありません。ブラシのサイズは大き過ぎないものが望ましく、歯1本がちょうどみがける大きさが良いでしょう。
最近は電動歯ブラシをよく見かけますが、普通のブラシを使うか電動にするかは好みで決めましょう。
歯みがき及びフロスは、正しく行うことも大切ですので、 医師の指導を受け、練習してみましょう。歯ブラシ、フロスのほかにも、口腔ケアに使うグッズはありますが(ブリッジ 用、矯正 用、深い歯ぐきのポケットをクリーニングするものなど)これらは担当の歯科医師にアドバイスしてもらってから使用しましょう 。

予防について
大人が歯を失う一番の原因は歯ぐきの病気です。歯ぐき(歯周)に問題があっても早い時期には痛みもなく、病気だと気づくのが遅れがちであるのが理由です。
歯ぐきの病気を初期に治療できるようにするためにも、定期的に歯科検診を受けましょう。定期検診は6カ月に1度が望ましく、問題の早期治療によ り、何度も通院し高額な治療費を支払うことが防げます。 「痛むのを待つな!」が 大切です。人が生きている間は、毎日お世話になる歯です。ケアをきちんと行い、検診でいつまでも自分の歯で食事ができるようにしましょう。
シンガポールの歯科医が行うクリーニングは、スケーリングとポリッシングの2つの方法です。スケーリングでは、プラーク、歯石除去を、ポリッシングでは歯の表面についた汚れを取ります。スケーリング、ポリッシングを怠りると、歯ぐきの病気を引き起こす原因にもなりかねません。
クリーニングの他に、レントゲン撮影も定期的に行うことで、表面には見えない問題を発見し、早期治療ができます。歯だけでなく、歯ぐき、骨の異常 やポリープなどの発見にも役立ちます。 初期の虫歯であれば、簡単な 詰め物で済み、神経にまで届くような痛みを伴う虫歯となるのを防げます。

食事にも気をつけましょう
食物繊維を多く含み、糖分控えめの食事が理想的です。特に歯に付きやすいチョコレートやキャンディは、虫歯や歯ぐきの病気の原因となりやすい食べ物です。
体の健康
抵抗力のない体では病気になりやすく、歯にも良くありません。喫煙も口腔のコンディションを悪くする原因となります。運動をし、抵抗力をつけ、病気にならないよう自分で健康管理を行い、きれいな歯を守りましょう。